NumlockキーのないPCでNumlock設定を切り替える方法

こんにちは。こたぱんです。

つい先日、会社でシンクライアント端末として利用しているノートPCがリプレースを迎え、新しい端末がやってきました。

その新しいノートPCを利用して、リモートデスクトップ接続(RDP接続)をしていたのですが、RDP切断後にRDP先のPCを操作すると、Numlockがオフになってしまう現象が起きました。

リプレース前に使用していたノートPCでは、そのようなことは無かったため、余計に不便さを感じます。

RDP接続とNumlockの関係について調べてみたところ、一部でRDP接続元のNumlock設定をRDP先に上書きされてしまうことがあるようでした。

解決策

「RDP元の設定を引き継いでしまうのであれば、接続元のノートPCで設定を変えてしまえばいいじゃん!」

って思ったのですが、配布されたノートPCにはテンキーが付いておらず、Numlockキーがキーボード上にありません…。

やっぱ無理なのかと諦めかけていたところ、「スクリーンキーボード」という機能を発見しました。

スクリーンキーボードを利用することで、NumlockキーのないPCでもオンオフを切り替えることができました。

スクリーンキーボードの出し方は、「スタートメニュー」から「設定」を開きます。そして、「簡単操作」をクリックします。

windows10の設定画面

次に「キーボード」を選択します。

簡単操作でキーボードを選択

すると「スクリーンキーボードを使用する」という項目があると思うので、こちらを有効にします。

スクリーンキーボードを使用するをオンにする

設定画面にも表示されていますが、[Windows]キー+[Ctrl]キー+[O]キーにショートカットキーが割り当てられていますので、そちらからも起動できます。

起動するとこんな感じのウィンドウが表示されます。

スクリーンキーボード

ここですでに、Numlockキーが表示されている場合は、クリックすることでオンオフを切り替えることができます。

表示されていない場合は、「オプション」キーをクリックしてオプションメニューを表示してください。

そして、「テンキーを有効にする」にチェックを付けてOKをクリックしてください。

スクリーンキーボードのオプションで「テンキーを有効にする」にチェックを付ける

するとスクリーンキーボードにテンキーが表示され、Numlockキーも表示されるようになりますので、切り替えをすることができるようになります。

スクリーンキーボード

まとめ

スクリーンキーボードを利用することで、NumlockキーのないPCでもNumlockのオンオフを切り替えることができました。

この設定をしたことにより、RDP接続を切断した後もRDP先のPCでNumlockの設定が保持されるようになりました。

そして、PCを再起動しても設定が維持されていたので、毎回設定する必要はありません。これで一安心です。

スクリーンキーボードの出し方を覚えておけば、何かの時に役立つかもしれないですね。

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